博士課程教育リーディングプログラム「ブレイン情報アーキテクトの育成」は、M1からD3までの5年一貫のプログラムです。
幅広い脳科学分野における課題解決に必要な能力を身につけるため、ブレイン情報概論、生命科学、脳科学インターンシップ、先端ブレイン科学技術特論、先端領域融合特論、開発リーダー特論などの授業を履修することができます。これらのなかには、学外の先生から脳科学について学ぶことができるものもあり、他にはないプログラムとなっています。
博士前期課程・後期課程で、次の3段階の大学・研究機関・企業へのグローバルな実務訓練を必修科目として課し、様々な領域へのキャリアパスの形成を図ります。
本学教員、外部連携教育研究機関教員、企業からの教員および海外大学の教員で構成するグループ指導教員体制により、博士前期課程2年次進学時に研究テーマを設定します。設定にあたっては、学生の多彩なニーズとキャリアパスおよび博士課程修了時点の社会ニーズを考慮します。そして、PDCA(Plan, Do, Check, Action)実施による「解の見えない問題」への対応力強化を行います。
学生相互のコミュニケーションの向上や相互の研究内容の理解、研究の進捗状況の把握を目的としたリーディングプログラム学生ゼミを週一回開催しています。履修生自らの専門を専門外の学生にわかりやすくプレゼンテーションする訓練を通じて、総合的なコミュニケーション力を日常的に養っています。
博士といえば、大学などのアカデミックな組織で研究するイメージがあるかもしれません。しかし、本プログラム修了生は産業界・アカデミアを問わず活躍しています。産業界の就職先として、日本IBM東京基礎研究所、パナソニック、キオクシア(旧東芝メモリ)、トヨタ自動車、村田製作所などの実績があります。
Q. どの専攻でも応募できますか?
A. はい、本学大学院に設置されている全ての専攻(機械工学専攻、電気・電子情報工学専攻、情報・知能工学専攻、応用化学・生命工学専攻、建築・都市システム学専攻)を対象とします。
Q. 一般的な博士前期・後期課程との違いはなんですか?
A. 通常のものに加え、プログラム独自のカリキュラムが履修可能となり、経済的援助も受けられます。
Q. 博士前期課程の2年間のみ履修することはできますか?
A. いいえ。リーディングプログラムは5年一貫教育なので、博士前期課程のみの履修はできません。