カリキュラム
6段階学位審査
博士(工学)「ブレイン情報アーキテクト」の学位は、
- 予備進学資格審査
- 博士後期課程進学資格審査
- 実務訓練履修資格等審査
- 研究進捗状況審査
- 博士後期課程学位予備審査
- 博士後期課程学位本審査
の6段階の審査を経て授与します。 審査はグループ指導教員を交え、研究実績、国際力、イノベーション力を視点も取り入れて行います。
また学位審査は、プログラム担当者と産学官とが連携して組織する開かれたリーディング大学院推進会議で、研究実績のみならず、国際力とイノベーション力の視点も取り入れて行います。
本プログラムの学位審査体制は、以下の特長を持ちます。
- グループ指導教員体制の下、研究実績(科学技術力)、意思・情報伝達能力(国際力)、新たな社会的価値創造力(社会・企業力)の視点から学位指導・審査を行うこと。
- 従来の学術(論文)成果主体の学位審査から脱却し、グローバル・サマースクールや博士後期課程実務訓練実績を重視した総合的な学位審査であること。
- 上記2を保証するため、また、中央教育審議会答申「グローバル化社会の大学院教育」に基づき、従来の5年の博士前後期研究を4.5年に短縮して実施し、博士後期課程2年次にブレイン情報アーキテクトとしての能力養成を目的とした博士後期実務訓練を6ケ月間実施すること。
- プログラムの達成状況を把握する報告会を設け、達成水準が十分でない学生には、問題点を指摘するとともにクリアすべき課題を課すことで、PDCAサイクルを実践すること。
- 審査は学外の委員を含むグループ指導教員が担当し、博士後期課程の審査を英語で実施すること。
- 英語の学位論文を課していること。
- 博士前期課程2年の2月に実施の進学資格審査において、本プログラム履修生として認定できない場合には、通常の学位審査を行い博士前期課程学生として学位を授与する。また、博士後期課程2年次に実施の実務訓練受講には、博士(工学)の取得に目処が立っていることを条件とすることで、プログラム基準を満たさない学生にも配慮された体制がとられていること。