研究・教育情報
概要
本プログラムは、以下に示す4つの本学の有する世界的に評価されている研究業績・教育環境を深化・発展させ、生命科学・脳科学などの複合融合分野について大規模脳・生体情報処理と先端情報エレクトロニクスとをコアとして実施します。
- 21世紀COE やグローバルCOE などで培ってきた世界トップクラスの情報エレクトロニクスのモノ作りに極めて強く社会が要請する先端融合技術者の育成基盤。
- 全世界の大学の中でも稀有な、LSI からセンサ、マイクロ電子機械システム(MEMS)までを一貫して作製可能な、本プログラムで学ぶ学生のアイデアを具現化し得る “LSI工場”。
- ヨーロッパ標準化団体であるEcma International で、世界で初めて国際標準として採択された超大規模超高速コリニアホログラム光情報メモリや、世界最高速空間光変調器などの超大規模超高速フォトニクス情報テクノロジーをコアとしてこれまでに培ってきた強い国内外産学官連携体制を活用した研究開発実績。
- 世界最先端を走るセンサ・MEMS チップ基盤技術を、医学・医療、農学・農業や情報・通信、ロボットなどの諸分野の知と融合させ、次代を見据えた新しい境界・融合領域を切り拓くために、世界から優秀な研究者が集結して活動しているエレクトロニクス先端融合研究所(EIIRIS)。
以上の本学がこれまでに構築してきた研究業績・教育環境に、大規模情報解析・モデリング・シミュレーション技術に長けた人材育成を加えて本プログラムを進めます。
さらに浜松医科大学のメディカルフォトニクス研究所での脳研究や同大学の世界的にも稀有な脳情報イメージング装置群と情報エレクトロニクスを駆使した脳科学の深化、脳情報解明による革新的エレクトロニクスデバイス、情報エレクトロニクスと一体化した新しい脳情報科学の創成など、わが国発の新しい産業創出に資するブレイン情報アーキテクトの養成を目指します。